こんにちは、2階リビングの家に住んでいるmecです。
我が家には、リビングからそのまま出られるインナーバルコニーがあります。
家づくりをしていると、
「インナーバルコニーって実際どうなの?」
「作っても使わなくならない?」
「どんなメリットやデメリットがある?」
と、採用するか迷う方も多いのではないでしょうか。
我が家も、もともとはコの字型の家に中庭をつくることに憧れていました。
しかし、土地の広さから希望していた中庭は断念。
そこで2階リビングを採用し、リビングとつながるインナーバルコニーを設けることで、中庭のように室内と外がつながる間取りにしました。
実際に暮らしてみると、日中のリビングが自然光で明るく、部屋が広く感じられるのはもちろん、BBQをしたり、植物を育てたり、子どものプールを楽しんだりと、外時間を楽しめる場所になっています。
一方で、実際に使ってみて「これは付けておけばよかった……」と後悔している設備もあります。
この記事では、インナーバルコニーのある家で実際に暮らして感じたメリット・デメリット、後悔したこと、我が家でのリアルな使い方まで詳しくご紹介します。
インナーバルコニーを採用するか迷っている方や、家づくりの間取りを検討している方の参考になればうれしいです。
インナーバルコニーとは?

※画像はイメージ(AI生成)です。
インナーバルコニーとは、建物の内側に入り込むように設けられた、屋根付きのバルコニーのことです。
一般的なバルコニーよりも屋根が深くかかっていることが多く、雨や直射日光の影響を受けにくいのが特徴です。
我が家では、2階リビングに隣接する約4.1帖のインナーバルコニーを採用しています。
我が家がインナーバルコニーを採用した理由

※画像はイメージ(AI生成)です。
我が家は家づくり当初、コの字型の間取りに中庭のある家を希望していました。
リビングから気軽に外へ出られて、室内にいながら外とのつながりを感じられるような家にしたかったからです。
しかし、実際に土地と間取りを検討していく中で、限られた土地の広さで十分な居住スペースを確保しながら、理想としていた広さの中庭をつくることは難しいことがわかり、中庭は諦めることになりました。
そこで考えたのが、2階にリビングを配置し、そのリビングとつながるインナーバルコニーをつくることでした。
中庭そのものではありませんが、大きな窓を介してリビングとバルコニーをつなげることで、室内から外へ視線が抜け、外の空間までリビングの続きのように感じられる間取りにしています。
また、我が家が大切にしたかったのが、自然光がたっぷり入る明るいリビングです。
インナーバルコニーに面して大きな窓を設けることで、日中は自然光が入りやすく、明るく開放感のある空間になりました。
当初思い描いていた中庭とは違う形になりましたが、土地の広さや間取りとのバランスを考え、我が家では2階リビング+インナーバルコニーを選びました。
我が家のインナーバルコニーの広さと間取り

我が家のインナーバルコニーは、約2,930mm×2,275mm、広さは約4.1帖です。
2階のLDKに面して配置しており、リビングからそのまま出入りできる間取りになっています。
室内とバルコニーの間には大きな窓があるため、窓を閉めていてもリビングから外へ視線が抜け、実際の床面積以上に空間が広く感じられます。
約4.1帖あるので、テーブルや椅子を出してBBQをしたり、子どものプールを広げたり、植物を育てたりと、さまざまな使い方ができる広さです。
我が家では洗濯物を干す場所としてではなく、リビングからそのまま使える「もうひとつの外スペース」として活用しています。
インナーバルコニーを採用して良かったこと・メリット
インナーバルコニーのある家で暮らしてみて、我が家では「採用してよかった」と感じています。
ここからは、住み始めて感じたメリットをご紹介します。
日中のリビングが明るい

インナーバルコニーを採用して特によかったと感じているのが、日中のリビングが自然光で明るいことです。
我が家は2階リビングで、インナーバルコニーに面して大きな窓を設けています。
そこから自然光が入るため、日中は明るく気持ちのよい空間になりました。
家づくりでは「自然光が入る明るいリビングにしたい」と考えていたので、入居後もこの点にはとても満足しています。
【ここに日中のリビングの写真】
外まで視線が抜けて空間が広く見える

※画像はイメージ(AI生成)です。
インナーバルコニーがあることで、リビングが実際の広さ以上に開放的に感じられるのも大きなメリットです。
大きな窓の向こうにも空間が続いているため、室内だけで視線が止まらず、バルコニーまでひと続きの空間のように感じられます。
特に窓を開けていると、リビングと外との境界がより曖昧になり、当初憧れていた「中庭とつながるリビング」に近い開放感を楽しめています。
BBQやたこ焼きを気軽に楽しめる

我が家では、インナーバルコニーでBBQをしたり、たこ焼きをしたりすることもあります。
特にたこ焼きなどは室内でするとニオイが残るのが気になりますが、外ならニオイをあまり気にせず楽しめるのがうれしいポイントです。
準備するものがあっても、リビングやキッチンからすぐに出入りできるため、庭まで食材や食器を運ぶ必要がなく、外での食事を手軽に楽しめます。
家にいながら、いつもの食事とは少し違った雰囲気を楽しめる場所になっています。
植物を育てるスペースとして使える

インナーバルコニーは、植物を育てる場所としても活躍しています。
我が家では多肉植物を置いたり、家庭菜園として夏野菜を育てたりしています。
また、室内で育てている観葉植物をバルコニーに出して、まとめて水やりをすることもあります。
リビングからすぐに出られるので植物の様子も確認しやすく、暮らしの中で植物を身近に楽しめる場所になりました。
子どものプールなど外遊びにも使える

夏には子どものプールを出すなど、ちょっとした外遊びができるのも便利です。
リビングからそのまま出られるため、子どもと外で遊ぶためにわざわざ荷物を持って庭まで移動する必要がありません。
また、我が家は2階リビングのため、インナーバルコニーのすぐ隣にトイレや洗面台があります。
「トイレ!」となってもすぐに室内へ入れるので、小さな子どもでも慌てず対応できます。手洗いや着替えもしやすく、実際に使ってみてとても便利だと感じています。
必要なものを取りに行ったり、室内と外を行き来したりしやすいのも、インナーバルコニーならではの魅力です。
BBQや植物、子どもの遊びなど、そのときの暮らしに合わせてさまざまな使い方ができるのも、インナーバルコニーをつくってよかったと感じる理由のひとつです。
インナーバルコニーのデメリット・実際に感じた不満
インナーバルコニーを採用してよかったと感じることが多い一方で、実際に暮らしているからこそ感じる不満もあります。
我が家の場合、雨や風、排水などで大きく困ったことはありませんが、使い続ける中で「もう少しこうしておけばよかった」と感じる部分が出てきました。
収納スペースが少ないと物が増えて狭く感じる

※画像はイメージ(AI生成)です。
我が家のインナーバルコニーは約4.1帖ありますが、物が増えると思っていた以上に狭く感じます。
植物や家庭菜園の道具、子どものプール用品、BBQで使うものなど、バルコニーを活用するほど屋外で使うものも増えていきました。
しかし、我が家はインナーバルコニーに十分な収納スペースを設けていません。
そのため、物をそのまま置いてしまうとせっかくの空間が狭く見えたり、生活感が出やすくなったりするのが気になるところです。
BBQや子どもの遊び場、植物を育てる場所として使う予定なら、広さだけでなく収納計画も大切です。
使うものをどこにしまうかまで考えておくと、より使いやすくなると思います。
屋外なので放置するとやっぱり汚れる

※画像はイメージ(AI生成)です。
インナーバルコニーは屋根に覆われている部分が多いものの、完全な室内ではありません。
風で砂やほこりが入るため、掃除をせずに放置していると少しずつ汚れていきます。
「インナーバルコニーなら屋根があるからあまり汚れないのでは?」と思うかもしれませんが、実際には定期的な掃除は必要です。
我が家では汚れそのものに大きく困っているわけではありませんが、気軽に掃除できる環境を整えておくことは大切だと感じています。
そして、この「掃除」にも関係して、我が家が家づくりで一番後悔していることがあります。
それが、インナーバルコニーに水栓を付けなかったことです。
一番の後悔!インナーバルコニーに水栓を付ければよかった

我が家がインナーバルコニーで一番後悔しているのが、屋外水栓を付けなかったことです。
実は、家づくりの打ち合わせ中には「インナーバルコニーにも水栓を付けたい」と考えていました。
しかし、家づくりを進めるにつれてオプション費用がどんどん増えていき、予算との兼ね合いから優先順位を見直すことに。
「なくても何とかなるかな」と考え、最終的にインナーバルコニーの水栓は諦めることにしました。
ところが、実際に暮らし始めると、水を使う機会は想像以上に多かったです。
春から秋にかけては、多肉植物や家庭菜園、観葉植物の水やりなどで、ほぼ毎日のように水を使っています。
植物の水やりをするときは、インナーバルコニーの隣にある洗面台から、じょうろや霧吹きに水をくんで何度も運んでいます。
また、子どものプールを出す日やバルコニーを掃除するときは、その洗面台からホースをつないでインナーバルコニーまで引いています。
もちろん使えないわけではありませんが、水を使うたびに準備や片付けが必要になるため、思っていた以上に手間がかかります。
家づくり当時は「削っても困らない設備」だと思っていましたが、実際には春から秋までほぼ毎日使う場所だからこそ、水栓は削るべきではなかったと今では感じています。
インナーバルコニーで植物を育てたい方や、お子さんのプール、BBQ後の掃除などを考えている方は、水栓を付けるかどうかをぜひ慎重に検討してみてください。
もしもう一度同じ条件で家を建てるなら、インナーバルコニーの水栓は間違いなく採用したい設備のひとつです。
インナーバルコニーの雨・風・暑さ・排水は実際どう?
インナーバルコニーを検討していると、「雨はどのくらい入る?」「夏は暑くない?」「排水は大丈夫?」といった点も気になると思います。
我が家の場合、実際に暮らしていて雨や風、暑さ、排水について大きく困ったことはありません。
雨は入るけれど全体がびしょ濡れになるほどではない
インナーバルコニーには屋根がありますが、雨がまったく入らないわけではありません。
風向きや雨の強さによっては吹き込むこともあります。
ただ、我が家の場合は雨が降るたびにバルコニー全体がびしょびしょになるわけではなく、屋根に覆われている部分は比較的雨の影響を受けにくいです。
とはいえ、雨の入り方はインナーバルコニーの奥行きや屋根の形、方角などによっても変わるため、あくまで我が家の場合です。
風通しは良い
我が家のインナーバルコニーは風がよく入ります。
窓を開けると外からの風を室内にも取り込めるので、気候のよい時期は気持ちよく過ごせます。
植物を育てたり、外で過ごしたりする場所としても、風通しのよさはメリットに感じています。
夏の暑さで特別困ったことはない
屋外なので夏はもちろん暑くなりますが、「インナーバルコニーをつくったことで特別困っている」と感じることは今のところありません。
屋根があるため直射日光を避けられる場所もあり、時間帯によって日差しの入り方も変わります。
排水で困ったことはない
我が家のインナーバルコニーには排水口が設けられているため、これまで排水で困ったことはありません。
雨が吹き込んだときや掃除で水を使ったときも、排水できるようになっています。
インナーバルコニーは半屋外なので、雨の入り方や風通し、暑さは、家の方角や周囲の環境、屋根の深さによっても変わります。
我が家では、これらの点よりも「水栓を付けなかったこと」や「収納スペース」のほうが、実際に暮らして感じる不便としては大きかったです。
インナーバルコニーで洗濯物は干してる?
インナーバルコニーというと、屋根があるため「洗濯物を干す場所」として使うイメージがあるかもしれません。
しかし、我が家ではインナーバルコニーに洗濯物は干していません。
洗濯スペースとしてではなく、リビングからそのまま出られる「外のスペース」として使っています。
BBQやたこ焼きを楽しんだり、植物や夏野菜を育てたり、夏には子どものプールを出したりと、家族で過ごしたり趣味を楽しんだりする場所として活用しています。
洗濯物を干さない分、普段から生活感が出にくく、リビングから見たときにもひとつの空間として楽しめるところが気に入っています。
インナーバルコニーは必ずしも洗濯物を干すためだけの場所ではなく、間取りや暮らし方によってさまざまな使い方ができる空間だと感じています。
もっと居心地のよい空間に!ウッドパネルで模様替え予定
インナーバルコニーをもっとリビングの延長のような場所にしたくて、以前から床をウッドデッキにしたいと考えていました。
リビングから見えるバルコニーの床を木目にすることで、室内とのつながりが生まれ、より居心地のよい空間になりそうだと感じたからです。
ただ、本格的なウッドデッキを施工するとなると費用も高く、なかなか実現できずにいました。
そこで今回、まずは自分たちで設置できるウッドパネルを敷いて、インナーバルコニーの雰囲気を変えてみることにしました。
現在は、木目を組み合わせたヘリンボーン風のデザインになるウッドパネルを設置する予定です。
ウッドパネルなら一枚ずつ敷いていくことができ、本格的なウッドデッキよりも気軽に取り入れられるのが魅力です。
床の印象が変わるだけでも、リビングから見た景色やインナーバルコニーの過ごしやすさがどのくらい変わるのか、今から楽しみにしています。
実際にウッドパネルを敷いたあとの様子や、使ってみて感じたメリット・デメリットについては、改めてご紹介したいと思います。
もう一度家を建ててもインナーバルコニーを採用する?
「もう一度家を建てても、インナーバルコニーを採用する?」と聞かれたら、正直なところ、次はやっぱり中庭のある家にしたいです(笑)。
我が家はもともとコの字型の家に中庭をつくることに憧れていましたが、土地の広さとの兼ね合いで断念し、その代わりとして2階リビングにつながるインナーバルコニーを採用しました。
そのため、もし土地の広さや間取りに制限がなく、理想をそのまま叶えられるのであれば、次は中庭を選ぶと思います。
ただ、インナーバルコニーを採用したことを後悔しているわけではありません。
日中は自然光が入りリビングが明るく、窓の外まで視線が抜けることで空間も広く感じられます。
BBQやたこ焼きをしたり、植物を育てたり、子どものプールを楽しんだりと、リビングからすぐに出られる外の空間があることで、暮らしの楽しみ方も増えました。
もしもう一度、同じ土地の広さや2階リビングという条件で家を建てるのであれば、インナーバルコニーはまた採用したいと思います。
中庭そのものとは少し違いますが、「室内と外がつながる空間が欲しい」という我が家の希望を、限られた条件の中で叶えてくれた場所です。
インナーバルコニーがおすすめなのはこんな人
インナーバルコニーを特におすすめしたいのは、室内とつながる外スペースを、暮らしの中で活用したい方です。
明るく開放的なリビングにしたい人
我が家がインナーバルコニーを採用して特によかったと感じているのが、リビングの明るさと開放感です。
大きな窓から自然光を取り入れやすく、外まで視線が抜けることで、室内が実際よりも広く感じられます。
自然光が入る明るいリビングにしたい方や、外とのつながりを感じられる開放的な空間が好きな方には、相性がよいと思います。
リビングから気軽に使える外の空間が欲しい人
庭とは違い、我が家のインナーバルコニーは2階のリビングからそのまま出ることができます。
BBQや外での食事をしたいときにも、キッチンやリビングとの行き来がしやすく、思い立ったときに気軽に使えるのが魅力です。
外で過ごすことが好きだけれど、できるだけ室内から近い場所で楽しみたい方にも使いやすい空間だと思います。
BBQや植物、子どもの遊びなど幅広く活用したい人
インナーバルコニーは、暮らしに合わせてさまざまな使い方ができます。
我が家でも、BBQやたこ焼きを楽しむだけでなく、多肉植物や夏野菜を育てたり、夏には子どものプールを出したりしています。
「洗濯物を干すだけのバルコニー」ではなく、家族で過ごしたり趣味を楽しんだりする場所として使いたい方には、活用の幅が広い空間です。
中庭に憧れているけれど、土地や間取りの都合で難しい人
我が家のように、中庭のある家に憧れていても、土地の広さや必要な居住スペースとの兼ね合いで実現が難しい場合もあります。
もちろん、インナーバルコニーと中庭はまったく同じものではありません。
それでも、リビングとつながるように配置することで、室内に自然光を取り入れながら、気軽に外へ出られる空間をつくることができました。
中庭をつくることが難しい場合でも、「室内と外がつながる暮らし」を叶えるひとつの選択肢として、インナーバルコニーを検討してみてもよいと思います。
ただし、実際にどのように使いたいのかを家づくりの段階で具体的に考えておくことが大切です。
BBQや植物、子どものプールなどに使う予定があるなら、広さだけでなく、屋外水栓や収納スペースについても一緒に計画しておくことをおすすめします。
まとめ|インナーバルコニーは採用してよかった!

我が家では、2階リビングにつながる約4.1帖のインナーバルコニーを採用しました。
実際に暮らしてみて特によかったと感じているのは、日中のリビングが自然光で明るく、外まで視線が抜けることで空間が広く感じられることです。
BBQやたこ焼きを楽しんだり、植物や夏野菜を育てたり、子どものプールを出したりと、リビングから気軽に使える外の空間があることで、暮らしの楽しみ方も増えました。
一方で、実際に使い始めてから「屋外水栓を付けておけばよかった」「収納スペースをもっと考えておけばよかった」と感じることもあります。
インナーバルコニーを検討している方は、広さや見た目だけでなく、
「そこで何をして過ごしたいか」
をできるだけ具体的にイメージしておくことが大切だと思います。
植物を育てたいのか、BBQを楽しみたいのか、子どもの遊び場として使いたいのか。
使い方が見えてくると、必要な広さだけでなく、水栓や収納など「付けておけばよかった」と後悔しやすい部分も計画しやすくなります。
中庭とはまた違った空間ですが、我が家にとってインナーバルコニーは、室内と外をつなぎ、暮らしの楽しみを広げてくれる場所になりました。
これからインナーバルコニーを採用するか迷っている方の、家づくりの参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


コメント