
こんにちは、無垢床の家に住んでいるmecです。
家づくりを始めた頃から、「床は無垢にしたい」と思っていました。
我が家では工務店の標準仕様だった杉の無垢床を採用し、入居から約2年半が経ちました。
実際に暮らしてみると、裸足で歩く気持ちよさや木の温もりに毎日癒やされる一方で、傷や凹み、水濡れなど無垢床ならではの悩みもあります。
さらに我が家にはやんちゃな子どもと猫もいるので、床はすっかり傷だらけです。
それでも後悔は一度もなく、「やっぱり無垢床にして良かったな」と感じています。
本記事では、杉の無垢床に2年半住んで感じたメリット・デメリットや、子どもと猫がいる家庭ならではのリアルな使用感を写真付きでご紹介します。
無垢床を検討中の方の参考になれば嬉しいです。
この記事はこんな方におすすめです▼
✓ 無垢床に憧れているけれど傷が心配な方
✓ 子どもやペットがいる家庭のリアルな感想を知りたい方
✓ フローリングと無垢床で迷っている方
✓ 自然素材の温もりが好きな方
我が家の無垢床について
杉の無垢床を選んだ理由

我が家では、工務店の標準仕様だった杉の無垢床を採用しました。
オークなど他の樹種も選ぶことができましたが、追加費用が必要だったことと、杉ならではの柔らかな足触りや温もりのある雰囲気が気に入り、そのまま採用することに。
家づくり当時から「自然素材の家にしたい」という思いがあったので、杉の無垢床は理想にぴったりでした。
採用した場所と採用しなかった場所

無垢床を採用したのは、リビング・ダイニング・キッチン・洗面所・個室です。
キッチンや洗面所はタイルも検討しましたが、毎日長い時間立つ場所だからこそ、足触りの良い無垢床を選びました。
一方で、トイレと脱衣所はタイルを採用しています。
こちらは水濡れや汚れが発生しやすいため、掃除のしやすさを優先しました。
住み始めて2年半が経った今でも、この組み合わせにして良かったと思っています。
杉の無垢床|気になっていたこと
まずは、住む前に気になっていたことについて。
実際住んでみて、どう思ったのかを書いてみます。
Q:傷や凹みはどのくらいつく?

A:かなりつきます。でも思ったより気にならなくなりました。
言葉で説明するより早いと思うので、実際の写真を載せておきます。

杉は柔らかい木なので、とにかく傷や凹みがつきやすいです。
大人でも物を落としますし、子どもはおもちゃを投げます。猫も全力で走り回ります。
実際、我が家の床にはおもちゃによる傷や猫の爪痕がたくさんあります。
入居前は床の小さな傷にも敏感になっていましたが、今では「また増えたね」くらいの感覚です。
もちろん傷がない方が嬉しいですが、傷も含めて家の歴史だと思うようになりました。
~爪痕と凹みと日焼け~


アイロンを使って傷を修復する方法もありますが、もう追いつかないので諦めてます。汗
~子どもの落書き~

クレヨンは水で落とせるものを渡しておいて正解でした。
ですが消しても消しても増えます…(汗)
Q:キッチンや洗面所にも採用できる?

A:我が家は採用して良かったです。
毎日長い時間立つ場所なので肌触りを優先して無垢床を選びました。

水滴が落ちたり水をこぼしたりすることは日常茶飯事ですが、すぐに床雑巾で拭くようにはしており、今のところ目立つ水シミはありません。

もちろん放置は禁物ですが、必要以上に神経質になることもありませんでした。
Q:お手入れは大変?

A:思っていたより大変ではありません。
もっと頻繁にメンテナンスが必要だと思っていましたが、実際は普段どおり掃除をするくらいです。
蜜蝋ワックスも塗っていますが、本当にたまにです。
ズボラな私でも続けられているので、お手入れが大変すぎると感じたことはありません。
ちなみに我が家が使っている蜜蝋ワックスはこちらです▼
Q:本当に快適に暮らせる?

A:もうフローリングには戻れません。
裸足で歩いた時の気持ちよさは、今でも毎日感じています。
私は手足に汗をかきやすい体質ですが、無垢床はさらっとしていてベタつきが気になりません。
賃貸時代はスリッパ必須でしたが、今はほとんど裸足で過ごしています。
住み始めて2年半経った今でも、無垢床にして良かったと思っています。
我が家が購入した絨毯はこちらです▼
杉の無垢床|良かったこと
裸足で過ごすのが気持ちいい

先ほども触れましたが、無垢床にして一番良かったと感じているのは裸足で過ごす気持ちよさです。
さらっとした肌触りで、夏でもベタつきにくく、つい素足で歩きたくなります。
子どもたちも床で遊ぶことが多く、夫はしょっちゅう床で寝転がっています。
木の香りに癒やされる

入居当初ほどではありませんが、今でもふと木の香りを感じることがあります。
新築ならではの楽しみのひとつでした。
経年変化を楽しめる

住み始めた頃と比べると、少しずつ色が変わってきました。
傷は増えていますが、それも含めて「育てている」という感覚があります。
これからさらに色が深くなっていくのも楽しみです。
冬も思ったより快適

我が家は床下エアコンを採用しています。
その影響もありますが、冬でも足元が冷えにくく快適に過ごせています。
キッチンや洗面所をタイルではなく無垢床にして良かったと感じる場面のひとつです。
家で過ごす時間が心地よくなった

無垢床だから特別何かが変わるわけではありません。
でも床に座ったり、寝転んだり、子どもと遊んだり。
何気ない日常の心地よさは確実に増したと思います。
家で過ごす時間が好きになりました。
杉の無垢床を検討している方へ
最後に、これから無垢床を検討されている方に向けて、実際に2年半暮らして感じたことを書いてみます。
傷はつくものだと思っておく

何度もお伝えしていますが、杉の無垢床は想像以上に傷がつくということです。
無垢床は新品の状態を維持するというより、少しずつ育てていく床だと思っています。
水回りへの採用はライフスタイル次第
キッチンや洗面所はタイルにするか悩む方も多いと思います。
我が家は無垢床を採用しましたが、結果的には大満足です。
もちろん水をこぼしたら拭きますし、多少の気遣いは必要です。
それでも、毎日長い時間立つ場所だからこそ、足触りの良い無垢床にして良かったと感じています。
実物を体感してから決める
無垢床は見た目だけでは分からない魅力があります。
さらっとした肌触りや柔らかさ、木の香りなどは写真では伝わりません。
住宅展示場や完成見学会などで実際に裸足で歩いてみることをおすすめします。
私自身も、実際に触れたことで「やっぱり無垢床がいい」と思いました。
保護塗装についても確認しておく
もしこれから無垢床を採用するなら、引き渡し前の保護塗装について確認しておくことをおすすめします。
実は我が家、引き渡しの時になってから「普通のオイル塗装ってできますか?」と聞いたところ、
「できますよー!」
と言われました。
もっと早く聞いておけば良かった……と今でも思っています。
我が家は最初から自分たちで蜜蝋ワックスを塗るつもりでしたが、実際にやってみると想像以上に大変でした。
家具を搬入する前に終わらせなければいけませんし、乾燥時間や換気の時間も必要です。
当時は共働きで時間に余裕もなく、結局塗れたのはキッチンや洗面所などの水回りだけでした。
今振り返ると、最初からお願いしておけば良かったなと思います。
子どものおもらしや飲み物のこぼし汚れ対策にもなりますし、艶感や色味も好みに近づけることができます。
無垢床を検討されている方は、ぜひ契約前や打ち合わせの段階で確認してみてください。
それでも満足度は高い

傷や凹み、水濡れへの気遣いなど大変な部分はあります。
それでも、裸足で歩く気持ちよさや木の温もりは毎日の暮らしの満足度を上げてくれています。
もし今家づくりをやり直せるとしても、私はまた杉の無垢床を選びます。
それくらいお気に入りの仕様になりました。

ある程度気にして、ある程度諦める。無垢床と仲良く暮らすコツはこれかもしれません
自然素材の家づくりを考えている方へ
我が家は漆喰壁や無垢床など、自然素材を取り入れた家づくりを目指しました。
家づくりでは、工務店によって得意なデザインや標準仕様が大きく異なります。
「木の家に住みたい」「自然素材を取り入れたい」と考えている方は、複数の工務店の施工事例や標準仕様を比較してみると、自分たちに合う家づくりが見つけやすくなります。
私も家づくりでは工務店選びに時間をかけました。これから家づくりを始める方は、まずは複数の工務店を比較してみるのがおすすめです。
▶ 木の家・自然素材住宅の無料資料請求はこちら
あとがき

家づくり中は「傷ついたらどうしよう」「子どもや猫がいるのに大丈夫かな」と不安もたくさんありました。
実際に住んでみると、杉の無垢床は想像以上に傷も凹みも増えました。
それでも、裸足で歩く気持ちよさや木の温もり、少しずつ変化していく表情を見るたびに「無垢床にして良かったな」と感じています。
住み始めた頃は小さな傷も気になっていましたが、今では無垢床は新品の状態を維持するものではなく、少しずつ育てていくものだと思うようになりました。
ある程度気にして、ある程度諦める。
我が家の場合は、それくらいがちょうど良い距離感だったように思います。
もし今、無垢床にしようか迷っている方がいたら、傷やデメリットだけでなく、毎日裸足で過ごしたくなる気持ちよさや、暮らしの心地よさにも目を向けてみてほしいなと思います。
この記事が、家づくりを考えているどなたかの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


コメント